嗜好品、食物と薬

 お薬が処方されたとき、食物との飲み合わせが気になったことはありませんか。今回は嗜好品(しこうひん)や食物等とお薬の関係について代表的なものをお話します。

アルコールと薬  

お薬は、肝臓の酵素で代謝されます。また、アルコールも同様に代謝されることから、アルコールと一緒にお薬を飲むと、肝臓ではアルコールが先に代謝されるので、お薬の作用時間が長くなり、肝臓により多くの負担がかかります。お薬によってはアルコールとの相性が悪く、効果が強く現れたり、副作用を生じたりと、悪い影響をおよぼすことがあります。

タバコと薬     

 タバコに含まれる成分(ニコチン)が、肝臓でお薬を代謝させる酵素を多く作り出すので、お薬の代謝が促進され、身体の中に残っているお薬が、少なくなり効果が弱まります。 

緑茶と鉄剤    

緑茶のタンニンという成分は、鉄分の吸収を抑制する作用があるため、鉄剤は、緑茶と一緒に飲むと、お薬の効果が弱まると言われてきました。しかし、緑茶が鉄剤におよぼす影響は、ごくわずかと分かり、今では、鉄分補給の効果に影響がないとされています。

牛乳と薬     

抗生物質の中には、牛乳に含まれるカルシウムイオンにより、吸収が悪くなり、お薬の効果が弱まるものがあります。

この様にお薬を服用する際に、控える必要のある飲食物があります。しかし、中には時間をずらすことにより飲食できるものもあります。

お薬は、水や白湯(さゆ)で服用していただいたほうがよいと言えます。お薬をもらう際に、飲み合わせなど、気になることがありましたら、医師又は薬剤師にご相談ください。

何かご質問がございましたら、院内薬剤科までお越しください。(2階外来ゾーンと産婦人科ゾーンの間の左側−「ギャラリー」の先)


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