(財) 日本医療機能評価機構認定

ささだより

「ささだより」 2005年11月号目次
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      おぎた内科クリニック

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2005年11月  第65号
発行所
      
特別医療法人社団時正会
   佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
   発行責任者  佐 々 英 逹
 TEL:0424-61-1535
   

 
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第35回 薬剤科

サプリメントの活用      〜そのA ミネラルについて〜

現代人は、不足がちなビタミンとミネラルを補うために、何らかのサプリメントを摂取している方がおられると思います。前回のビタミンに続き、今回は主なミネラルについてお話しします

<ミネラルの種類>
体内に存在する元素で、鉄よりも量が多いものを主要ミネラル(7種類:カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、少ないものを微量ミネラル(9種類:鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロムと呼びます。

<主要ミネラルの過剰症と欠乏症>

・カルシウム

【過剰症】泌尿器系結石、他のミネラルの吸収阻害

【欠乏症】骨粗鬆症、成長障害、神経過敏、けいれん症状

 【1日必要量】男700mg600mg

 許容上限摂取量】2500mg

・マグネシウム

【過剰症】軟便、下痢、脱力感

【欠乏症】心悸亢進、神経興奮、歯や骨の形成障害、虚血性心疾患

 1日必要量】男310mg250mg

 【許容上限摂取量】700mg

・カリウム

【過剰症】高カリウム血症、血圧の低下(*腎機能が低下している方は過剰症に注意)

【欠乏症】高血圧、不整脈、筋力低下

1日必要量】男女2000mg

【許容上限摂取量】上限無し

・ナトリウム

【過剰症】高血圧、胃潰瘍* 腎機能が低下している方は過剰症に注意)

【欠乏症】食欲不振、嘔吐、精神不安

【目標摂取量】

10g未満 女8g未満(食塩として)

・リン

【過剰症】副甲状腺機能亢進、カルシウムの吸収阻害*腎機能が低下している方は過剰症に注意)

【欠乏症】歯がもろくなる、骨粗鬆症

1日必要量】男女700mg

【許容上限摂取量】4000mg

・塩素

【欠乏症】食欲不振、消化不良

1日必要量】特になし

【許容上限摂取量】特になし

・硫黄

【欠乏症】皮膚炎、爪がもろくなる

1日必要量】特になし

【許容上限摂取量】特になし

*許容上限摂取量とは

超えたらすぐに過剰症などが現れるわけではありませんが、何ヶ月もの長期にわたって摂り続けると弊害が出る可能性があるとされています。しかし、症状を改善するために積極的な摂取で許容上限摂取量を超える場合はあります。

<最後に>

サプリメントはあくまで不足しているものを補うものであり、必要な栄養源はバランスのとれた食事から取るようにしましょう。またサプリメント製品は様々ですが、きちんとした製品情報をもっている大手製薬又は食品メーカーのものを選ぶのが良いでしょう。


 


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