(財) 日本医療機能評価機構認定

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「ささだより」2005年3月号目次
●花粉症について
●さっさトピックス 転倒防止
●薬の話 前立腺肥大症
●街のお医者さん
●スタッフプロフィール 五十川医師
●お知らせ

2005年3月  第61号
発行所

特別医療法人社団 時正会
佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
発行責任者  佐 々 英 逹
TEL: 0424-61-1535


健康講座より

 先日、2月9日(水)当院の講義室において、リハビリテーション科長・小澤による『転倒防止』 についての健康講座が開催されました。大勢の方が参加され、講義のみではなく予防のための体操を実際に行い楽しい時間を過ごしました。

 今回はその内容をご紹介いたします。健やかな生活を送るための参考にしていただければと思います。

T.転倒事故の現状

1. 事故件数 

65歳以上の高齢者で治療を要する転倒事故は年間約14万件起きていると言われています。これは人口1000人あたり男性4.13件、女性7.88件になります。実際には、統計にあらわれない事故はさらに多いものと思われます。

2. 転倒の原因

   (1) 疾患 (2) 老化 (3) 薬物の影響 (4) 環境  が原因として考えられます。

3. 転倒場所

   では、どういうところで事故が起こっているでしょうか。危険な場所として
   (1) 階段 (2) 浴室 (3) 居間  となっています。

U.転倒すると…

表からもわかるとおり骨折や打撲につながります。また、一度転倒するとケガをしなくても、もう一度ケガをするのではないかという不安に陥り、家の中に閉じこもるようになってしまいます。すると、次第に筋力が衰え、ついには本物の寝たきりになります。  

 

V.転倒しないためには

 では転倒をしないためにはどうしたらよいでしょうか。予防法としては

(1) 運動の励行 (2) 環境整備 (3) 栄養管理 があげられます。

その中の運動の励行をご紹介しましょう。

*日常でできる簡単な体操

(1) 腰上げ(殿筋の強化)   (2) 下肢の挙上(大腿四等筋の強化 
(3) 下肢の開閉(中殿筋の強化)  (4) 足首の上下(前脛骨筋の強化)
(5) 腹筋(腹筋群の強化)  (6) 片脚立ち(筋力、バランスの強化)
(7) 継足歩行(バランスの強化)   (8)横歩き(筋力、バランスの強化) 

運動のポイント、注意点

(1) 少しずつでも継続していくことが大切です。
(2) 運動量は無理のない範囲で行いましょう。
(3) 苦痛にならないように楽しく。
(4) 疾患のある方は事前に主治医に相談を。

 以上のことに注意して転倒予防を心がけてください。


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