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| (財) 日本医療機能評価機構認定 | |||
さ さ だ よ り |
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2005年 5月 第62号 |
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C型肝炎ウイルス検査
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はじめに 〜肝臓の豆知識〜 |
肝臓はお腹の右上部にある1.2〜1.5kgもある大きな臓器です。肝臓は蛋白質合成、
糖・脂肪・アルコールの代謝、古くなった赤血球の処理など、実に500以上にのぼる
多彩な役割を 果たしています。
「肝心要(かんじんかなめ)」という表現にもあるように、昔から
非常に重要な臓器と考えられてきました。
| 肝炎はどうして起こるの? |
上記のように、重要な役割をもつ肝臓の機能を障害する肝炎の原因として最も多い
のは、肝炎ウイルスの感染によるものです。原因となるウイルスには、A型、B型、
C型、D型、E型などが確認されており、一過性に終わるものもあれば、感染が持続
し慢性的な経過をたどる場合もあります。
| どうして感染するの? |
C型肝炎は、輸血などで、ウイルスを含む血液や体液が体の中に入ることによって
起こります。最近では輸血においても、事前に肝炎ウイルスなどの検査が実施されて
いるため、肝炎の感染頻度は非常に低くなっています。しかし、C型肝炎ウイルスの
存在が解明されていなかった当時は献血時の血液検査も確立されておらず、肝炎の感
染が大きな社会問題となっています 。
| どうやって検査するの? |
皆様から採取した血液のうち、赤血球や白血球などの細胞成分を沈めた血清と呼ばれる上澄
みで検査します。
C型肝炎ウイルスの感染によって血中に出現するHCV抗体などを専用の機械を用いて検査
します。しかし、HCV抗体はウイルス感染後、数週間から数ヶ月の沈黙の期間(ウィンドウ期)
を経て血液中に出現します。そのため、この時期に検査を受けても抗体を検出することができま
せんので、感染の可能性が考えられる時や黄疸などの症状がある場合は、定期的な肝機能検査や
HCV抗体検査を受けられることが早期発見・早期治療へとつながります。
肝炎ウイルスの検査は、様々な検査方法が開発されていますが、医師の依頼を受けて、患者様
それぞれの目的に応じた必要な検査方法を選んで実施しています。
当院では、以前に輸血を受けられた方はもちろん今現在でも、輸血を受けられる方に
対して、輸血前後に経過を追って肝機能検査と、B型・C型肝炎ウイルス、HIVウイ
ルスの検査を実施して感染の有無の確認を行い、輸血後感染症対策に努めています。