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第19回 臨床検査科
睡眠時無呼吸症候群
| 睡眠時無呼吸症候群とは |
夜、眠っている間に、10秒を超える呼吸停止が30回以上起こることを睡眠時無呼吸症候群といいます。“鼻と口のどちらも息が止まり、苦しくなって目が覚める”といったことが一晩で何度も繰り返されるため、熟睡感が得られない、日中強い眠気におそわれるなどの症状が起こってきます。また無呼吸により、血液中の酸素濃度が低下することで身体に悪影響を及ぼすこともあります。
| 睡眠時無呼吸症候群のタイプには |
なんらかの病的要因で呼吸したときの空気の通り道がふさがれ、呼吸が出来なくなる閉塞型。空気の通り道に異常はないが呼吸が止まってしまう中枢型。1回の無呼吸中の前半が中枢型、後半から閉塞型に移行する混合型などがあります。
いびきは空気の通り道が狭くなることで起こる現象です。閉塞型無呼吸も空気の通り道が狭くなり、最終的にふさがれてしまうため起こります。そのため閉塞型の多くはいびきを伴います。睡眠時無呼吸の多くは閉塞型とも言われています。
| いびきと閉塞型無呼吸 |
いびきは空気の通り道が狭くなることで起こる現象です。閉塞型無呼吸も空気の通り道が狭くなり、最終的にふさがれてしまうため起こります。そのため閉塞型の多くはいびきを伴います。睡眠時無呼吸の多くは閉塞型とも言われています。
| どのように検査する? |
“終夜睡眠ポリグラフィー”と“簡易型睡眠ポリグラフィー” という2通りの検査があります。“終夜睡眠ポリグラフィー”は一晩入院し、専用個室で睡眠中の呼吸状態と血液中の酸素濃度の変化を調べるための機器、さらに睡眠の深さを判定するための脳波を調べる機器を装着して検査します。“簡易型睡眠ポリグラフィー”は自宅に装置の入ったカバンを持ち帰り、患者様ご自身で機器を装着して検査します。“終夜睡眠ポリグラフィー”は脳波と監視モニターで眠っている状態を直接観察できるので、より精密な結果が得られる反面、専用個室や専属スタッフそして入院が必要となります。“簡易型睡眠ポリグラフィー”は自宅でご自身に行なっていただくため、入院や専用設備は必要としません。しかし精密さは“終夜睡眠ポリグラフィー”のほうが優れているため“簡易型睡眠ポリグラフィー”は、異常の有無を調べることを目的とした“ふるいわけ的”検査と言えます。
| 検査の実際 |
当院では“簡易型睡眠ポリグラフィー検査”のみを行なっています。まず受診していただき、医師からの検査依頼を受けて検査技師が患者様に機器装着方法の説明を致します。その後、機器の入ったカバンを持ち帰り、就寝直前に装着し起床直後には外し、その日の午前中にカバンを返却して頂きます。返却された機器のデータを解析し、1〜2週間以内には結果報告を行なっています。