| (財) 日本医療機能評価機構認定 | |||
| ささだより |
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2006年 3月 第67号 |
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第36回 薬剤科
クスリってどこに置く?いつまで使える?
みなさんは普段お薬をどこに置いていますか?いつまで使えるかご存知ですか?そんなこと聞かなくても知っているとお思いの方も再確認してみてください。
1.包装・容器からとりだしてもいいの? 包装・容器はその薬を薬の大敵である熱や光、湿気から保護するのに適したものとなっているので中身を取り出して保管や放置するのは避けてください。
2.どこに置いておくのがいいの?
◎錠剤・カプセル・粉薬のみ薬は熱や光、湿気に弱いものが多いので室温(1〜30℃)で乾燥した暗い場所に保管してください。空き箱や缶に乾燥剤を入れて保管するのも良いでしょう。冷蔵庫は熱や光からは避けられますが、結露してしまうこともあるので最善とはいえません。
◎シロップ・水剤何度も開閉するときに菌が入りこんでしまうと薬の水分、糖分を栄養にして菌が繁殖することがあるので容器の口を清潔にして冷蔵庫で保管してください。
◎はり薬・ぬり薬
置く場所はのみ薬と同様で構いませんが、包装・容器の口を清潔にしてしっかり閉めておくことが大切です。
◎点眼薬・点耳薬特に指定がなければ室温で構いません。光で変化しやすいものなどもあるのでついている専用の小さい袋に入れて保管してください。
◎坐薬
坐薬は体温で溶けるように出来ているので冷蔵庫で保管してください。ただし室温で保存できるものもあります。
◎インスリン注射液
使用する前は冷蔵庫に入れてください。ただし凍結すると溶かしても効果がなくなってしまうので、冷蔵庫の扉に入れておくなど凍結しない場所に置いてください。使用開始後は直射日光を避け、室温で保管してください。
その他にも幼児がお菓子やジュースと間違って飲んでしまうことがあるので手の届かない場所に置くようにしましょう。
3.いつまで使えるの?市販の薬の箱には使用期限が書いてあるのに、病院で処方された薬には書かれていないことが多いことに疑問を持ったことはありませんか?
「使用期限」とは未開封の状態で定められた条件のもとで品質が保証される期間のことです。ただし、しっかり封をして定められた条件に保存しておけば、使用できる期限の目安にはなるでしょう。
病院で処方された薬の使用期限についてはどうでしょう。病院で処方された薬は個々の患者様の年齢、体調、体質などを考えて出された、いわばオーダーメイドの薬ですので、その時以外には使用しないようにしましょう。◎錠剤・カプセル・粉薬
処方日数分を飲みきるまでとお考えください。残ってしまった薬は保管せずに廃棄してください。ただし頓服薬(症状が出たときに飲む薬)は1年を目安に使わなければ廃棄していただくのがよいでしょう。
◎シロップ・水剤
保管法でもお話したように菌が繁殖しやすく、変化しやすいため期限は短いです。水で薄めたものは1週間を目安に、薄めていないものでも処方された日数までとお考えください。
◎はり薬・ぬり薬
はり薬、ぬり薬は包装・容器に期限が表示されていても、開封後は1ヶ月を目安に使用してください。
◎点眼薬・点耳薬
特に指示のない場合、開封後1ヶ月を目安にしてください。ただし溶かしてから使用するようなものは溶解後の期限は1週間前後です。
◎坐薬
未開封の状態では1年程度を目安にしてください。開けてしまったものは保存はできません。
◎インスリン注射液
未開封のものは表示されている期限まで、使用開始後は室温で1ヶ月程度安定です。
上記はあくまで目安なので見た目やにおい、味が変化した場合などは使用しないで医師・薬剤師に御相談ください。また薬によって保管法、使用期限はさまざまですので、ご不明の点があれば院内薬剤科までお越しください。