(財) 日本医療機能評価機構認定

ささだより

「ささだより」 2006年 7月号目次
 ●オーダリングシステムを導入します
 ●くすりの話
 ●街のお医者さん
 ●お知らせ
 ●スタッフプロフィール

2006年 7月  第69号
発行所       
特別医療法人社団時正会
   佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
   発行責任者  佐 々 英 逹
 TEL:0424-61-1535

佐々総合病院ホームページヘ戻る
佐々総合病院広報誌のページへ戻る



第35回 薬剤科

薬の服用方法について

ここ数年、喫煙・禁煙に対する様々な取り組みが行なわれています。公共の場所での分煙・禁煙化、タバコ税率の引き上げ、パッケージの健康注意(警告)表示などです。

日本は、先進国の中で喫煙率が多いと言われています。また、多くの国々ではテレビやラジオなどや、雑誌、看板、電車の中吊り広告などでのたばこの宣伝は禁止されています。しかし、日本ではまだそれらは多く、禁煙に対する規制が甘いのが現状です。



◇タバコはなぜ良くない?◇

タバコは4,000種類以上の化学物質を含んでいて、うち200種類は有害物質です。その中でも健康への害が大きいのは以下の3つです。

「ニコチン」…タバコの依存性の原因。

「タール」…発がん物質、発がん促進物質を多く含みます。

「一酸化酸素」…慢性の酸素欠乏状態を作り出します。

喫煙によって、血圧上昇、肩こり、口臭、食欲低下、嗅覚味覚の低下などが起こります。

長期にわたる喫煙は、がん(肺・咽頭・食道など)、脳卒中、虚血性心疾患、慢性呼吸疾患、など様々な疾患のリスクを増大させます。

また、喫煙者だけでなく、タバコを吸わない周りの人も受動喫煙によっても疾患のリスクが増大します。



◇禁煙のメリット◇

禁煙はこれらのリスクを確実に減らすことできる方法です。健康面以外にもタバコ代の節約、食事がおいしく食べられる、不始末による火災の減少のメリットがあります。


◇なかなかやめられないのはなぜ?◇

喫煙習慣にはニコチン依存と心理的依存の2つが関係しています。        

ニコチンは、脳内のドパミン分泌を促進して快感を引き起こします。ニコチン依存となって喫煙をやめるとイライラする、集中力がなくなる、頭が痛くなる、だるい、眠い、不安などの症状が出てきます(離脱症状)

心理的依存は、他人の喫煙、休み時間・食事の後などいつも喫煙していた状況になると吸わずにはいられない状態のことです。

◇禁煙治療◇

ニコチンを補給して、離脱症状を和らげる方法があります。             

禁煙外来がある病院では、ニコチンパッチ(ニコチネルTTSR)を医師に処方してもらいます。皮膚に貼る薬で1日1回貼りかえます。薬局で売っているものではニコチンガム(ニコレットR)があります。1412コからはじめて、だんだんガムの数を減らしていきます。ふつうのガムのかみ方と異なるので、説明書をよく確認しましょう。

どちらの薬も使用中はタバコを一切吸ってはいけません。体を動かすなど、自分なりの気の紛らわし方を見つけましょう。

禁煙によって自分が得ることは多くのことがあると思います。禁煙について一度考えてみてはいかがでしょうか。


※当院では、現在のところ禁煙治療は行なっておりません。ご了承ください。



ページのトップへ戻る▲

次のページへ