当院の専門外来
〜 小児科編 〜 |

|
当院の専門外来についてご紹介いたします。今回は小児科をご紹介します。
現在、専門外来で掲げているのは次の3つです。どんな外来なのか小児科医である高田佳宜医師に話を聞きました。
・喘息外来
・神経外来
・循環器外来 |
<喘息外来>
小児喘息の有病率は過去数十年の間に著しく上昇しています。大半は4〜5歳時に初めて症状を発現し、その症状としては、喘鳴(呼吸時にゼーゼーなど雑音を伴う)、咳嗽(せき)、胸部圧迫感、および息切れがあげられます。
小児が喘息と診断された場合治療の目標は、急性症状(喘鳴と咳嗽)の軽減、急性増悪の頻度と重症度の低減(いかに症状が出ないようにコントロールするか)、および治療の副作用(安全に)や睡眠障害および学校の欠席日数を最小限に抑える(日常生活のQOLを高める)ことであると考えられます。
当院の喘息外来では、問診を十分に行い、場合によっては主に血液検査で原因アレルゲンの検索を行い、原因アレルゲンの除去効果のある日常生活の改善を中心に、必要に応じて薬物療法(内服・吸入)を行っています。
また、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の生活指導、薬物療法も行っています。
|
<神経外来>
小児の神経発達において生じるさまざまな疾患、けいれん、精神発達遅延、運動障害、心身症などを対象としています。
これらの疾患の中で最も多く見られるけいれんには、子供の5パーセント前後にみられる熱性けいれんや、泣き入りひきつけなど、疾患というより、子供の脳の発達の未熟性によるものもありますが、小児期に初発することが多いてんかんという病気も含まれます。
てんかんの治療は抗けいれん剤による薬物療法が主体となります。抗けいれん剤の進歩でてんかんの発作の多くは投薬でコントロールすることができます。
精神発達遅延、運動障害などの症状に対してもしっかりと話を聞き、年齢に応じた発達診断を行っています。
登校拒否、摂食障害などの心身症は最近増加の一途をたどっています。当院では小児心身症外来という外来を独立して作っているわけではありませんが、専門医療機関への紹介も可能ですので気になる方は一度ご相談ください。
|
<循環器外来>
小児循環器外来は、先天性心疾患、不整脈、川崎病などの疾患を対象としています。
また、院内出生の新生児や、学校心臓病検診で異常、再検査を指摘された学童に対する診療・検査にも対応しています。
先天性心疾患は、主に新生児回診や乳児検診で心雑音などを契機に発見されることが多い心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存、肺動脈弁狭窄などのお子さんを診療しています。
また、不整脈は、学校心臓検診などで発見されることが多い期外収縮、房室ブロックなど軽症の不整脈の他、動悸(発作性上室性頻拍症,WPW症候群など)や失神・けいれん(QT延長症候群、洞不全症候群など)など症状を伴う不整脈を対象としています。
川崎病は日本全国で1年に1万人以上の子供が発症する病気で、冠状動脈瘤などの心臓の病気を合併することがあるため小児循環器外来で診療します。
その他心筋症、心筋炎、原発性肺高血圧などの難治性の疾患も診療の対象となります。主に問診、聴診、心電図、胸部レントゲン、心エコーで診療を行いますが、入院やさらに高度な検査が必要な場合大学病院や専門病院と連携・紹介も行っています。
平成19年10月から水曜日午後の循環器外来が終了となり、土曜日の午後のみの診療となります。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
|
<小児喘息外来> 月曜日、金曜日の午後
<小児神経外来> 火曜日の午後
<小児循環器外来> 土曜日の午後
|
|