(財) 日本医療機能評価機構認定

ささだより

「ささだより」 2007年3月号目次
 ●携帯電話使用可能区域ができました
 ●くすりの話
 ●高齢者の摂食・嚥下障害
 ●公開健康講座より
 ●お知らせ 

2007年3月  第73号
発行所
      
特別医療法人社団時正会
   佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
   発行責任者  佐 々 英 逹
 TEL:042−461-1535

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   くすりの話 41

      薬 剤 科

        .       .

逆流性食道炎

 胃の中の胃液などが食道に逆流して起こる食道の炎症です。
 胸やけ、げっぷ、口の中にすっぱい液がこみ上げてくる、胸痛、のどの違
和感、声のかれ、などといった症状があります。

 胃酸は非常に強い酸性で、食道粘膜は胃酸に対して弱いため逆流によって
傷ついてしまいます。

 食生活の欧米化によって、日本でも増えてきているといわれています。

◇なぜ胃酸が逆流するの?◇
 口から入った食べ物は食道を通り、胃の中へ運ばれます。その途中、食道
と胃のつなぎ部分には「下部食道括約筋」があり、食べ物や胃酸が逆流しな
いようにしています
 また、横隔膜の食道が通る部分を「食道裂孔」と言い、こちらも胃酸が逆
流しないようにしています。

 加齢によって、これらの締まりが弱くなり、胃酸が逆流しやすくなります。

 それら以外に、過食や脂肪の多い食事によって胃酸分泌が活発になったり、
肥満・妊娠・前かがみの姿勢であると胃が圧迫されて胃酸が逆流しやすくな
ったりします。

◇どのように治療するの?◇
 逆流性食道炎は内視鏡検査などで診断されます。
  治療には、『プロトンポンプ阻害薬』、『H2ブロッカー』といった胃酸分
泌を抑える薬剤を使用します。服用によって症状は軽くなりますが、中止後
に再発する場合が多く、長期服用となる場合も多いです。

◇日常で気をつけることは?◇
・過食を避け、ゆっくりと食事を摂る。
・脂肪の多い食事、刺激の強い香辛料を避ける。
・コルセット、ベルトなどで腹部を強く圧迫しない。
・禁煙する。

・寝る2、3時間以内に食事をしない。
・寝るときに頭を高くする。
・肥満を避ける。
・胸やけはよく耳にする症状ですが、頻繁に気になる症状がある方は、一度、
 医療機関に相談をしてみてはいかがでしょうか。


 


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