(財) 日本医療機能評価機構認定
ささだより
「ささだより」 2007年7月号目次
 ●亜急性期病床の開設とリハビリ機能の強化について
 ●くすりの話
 ●お知らせ(市の無料検診)
 ●公開健康講座より
 ●スタッフプロフィール

2007年7月  第75号
発行 特別医療法人社団時正会
       佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
  発行責任者  佐 々 英 逹
     TEL:042−461-1535

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くすりの話
   第42回

薬 剤 科

頭痛


  「頭痛」といっても原因、種類はいろいろあります。今回は慢性頭痛を中心によく見られる頭痛の特徴や治療法についてお話したいと思います。

◇片頭痛◇
 <特徴>
  頭の片側、または両側にズキンズキンと痛みが起きます。また、吐き気やおう吐、光をまぶしく感じたり、音に敏感になるなどの症状を伴い、女性に多い頭痛です。痛みは4時間から3日間ほど続きます。
 <原因>
  頭部の血管が拡がり、周囲が炎症を起こすことにより発症します。誘因はストレス、ホルモンバランスの変化、食生活など様々です。
 <治療>
  治療に使われる薬剤には下記の2パターンがありますが、痛みが起きているときのみの治療でよいのか、予防的な治療が必要かは病状により異なるので、医師とよく相談する必要があります。
  @ 起きている頭痛を止める薬剤
   トリプタン製剤、エルゴタミン製剤、鎮痛薬など
   トリプタン製剤には内服薬、注射薬、点鼻薬があり、症状に合わせて使い分けます。
  A 予防するために用いる薬剤
   血管収縮薬、カルシウム拮抗薬、β遮断薬、抗不安薬など

◇緊張型頭痛◇
 <特徴>
  頭をベルトで締めつけるような痛みが長期的に続きます。光や音、匂いにより悪化することもなく、吐き気やおう吐も伴いません。
 <原因>
  長時間同じ姿勢をとり続けたり、不安や心配などの精神的なストレスにより、筋肉が緊張し、血流が低下して疲労物質が筋肉にたまって痛みとなります。
 <治療>
  ストレスをためないようにすることでも良くならない場合に鎮痛薬や筋肉の緊張をほぐす薬剤を用います。

◇群発頭痛◇
 <特徴>
  比較的まれな頭痛で、主に男性に多い頭痛です。痛みが非常に強く、15分から3時間続きます。一度起きると1〜2カ月連日のようにまとめて起き、鼻水が出たり、汗をかくなどの症状を伴います。
 <原因>
  現在はっきりとは分かっていません。
 <治療>
  群発頭痛では再発予防の薬剤を使い、頭痛を起こりにくくします。予防薬としてステロイドホルモン剤、カルシウム拮抗薬などを使います。痛みが起きた場合には市販薬はほとんど効果がないため、専門医に診てもらう必要があります。

◇その他◇
  今まで経験したことのない様な頭痛、高熱を伴う頭痛、痺れを伴うような頭痛、めまいや吐き気を伴う頭痛などはその他の病気が引き起こした頭痛の場合もありますので受診することをお奨めします。当院には『頭痛専門外来』がありますので、頭痛でお困りの方は是非受診してください(診療時間:火曜日午後)。




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