(財) 日本医療機能評価機構認定
ささだより 「ささだより」 2008年1月号目次
 ●新年のごあいさつ
 ●各科担当専任医師および担当のご紹介
 ●お知らせ 井口選手、当院に車椅子寄贈される
 ●くすりの話
  2008年1月  第78号
 発行 特別医療法人社団時正会
       佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
   発行責任者  佐 々 英 逹
     TEL:042−461-1535
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  くすりの話 45

         薬 剤 科

小児の薬の飲ませ方の工夫

今回は小児(特に新生児・乳児)の粉薬の飲ませ方を中心にお話したいと思います。

まず、幼児期(1〜5歳)の小児に関しては基本的には薬剤を水、またはぬるま湯で飲ませるようにして下さい。どうしても嫌がるときには下記の飲ませ方を参考にして下さい。

T.器具などを使った工夫

@       哺乳ビン

少量の水、またはぬるま湯に溶かした散剤やシロップをビンに入れて吸引させて、乳首に薬剤が残らないように水、ぬるま湯を追加して飲ませます。

A      

散剤をぬるま湯、シロップで溶かして団子状にし、上あごや頬の内側などの味の分かりにくい場所に塗布し、すぐに水、ぬるま湯を飲ませます。

B       スプーン・スポイト

散剤を水などで溶いて少量ずつ飲ませ、その後水やぬるま湯、ジュースなどで口直しをします。


   C       オブラート

オブラートに薬剤を包み、少量の水の入った器に漬けてすぐに飲ませます。

 D 服薬補助ゼリー

    薬局などではこのようなゼリーが売られていて、ゼリ   ーで薬剤を包み込むようにして飲ませます。この時、   かき混ぜてしまうと苦味が出やすいようです。

U.食品を使った工夫

@      砂糖や人工甘味料、シロップなどを加えます。

A      その他

食べ物と混ぜると飲みやすくなる場合があります。

アイスクリームは冷たいので舌先の感覚を鈍くさせ、苦味も隠せるため、比較的相性がよいようです。

苦味を隠しやすいのは、味が濃く、粘度が高い食品(チョコレート・コンデンスミルク・水ようかんなど)です。

ヨーグルト、プリン、ピーナッツバター、ジャム、ゼリーなどでもよいでしょう。
【薬剤と混ぜる上で特に注意の必要な食べ物について】

※ 牛乳との混合は味が変化したり、薬の匂いが移ることで、牛乳嫌いの原因になることもあるので注意してください。

※ ハチミツは乳児ボツリヌス症の危険があるため1歳未満の乳児・新生児には与えないでください。

※ 抗生物質の中でマクロライド系と呼ばれるものは酸味のあるジュースやスポーツ飲料と混ぜると極めて苦くなるため、混合は避けてください。

質問などがございましたら、院内薬剤科までお越し下さい。

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