(財) 日本医療機能評価機構認定
ささだより 「ささだより」 2008年3月号目次
 ●佐々訪問看護ステーション
 ●くすりの話
 ●お知らせ 産婦人科・小児科の診療体制充実
 ●スタッフプロフィール
  2008年3月  第79号
 発行 特別医療法人社団時正会
       佐々総合病院
東京都西東京市田無町4−24−15
   発行責任者  佐 々 英 逹
     TEL:042−461-1535
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  くすりの話 46 ◎β(ベータ)遮断薬
 自律神経系の受容体の一つであるβ受容体を遮断し、心臓の拍出量を減らすなどにより血圧を下げる薬です。副作用としては徐脈などや、気管支喘息を悪化させるおそれがあります。

◎α1(アルファ-1)遮断薬
 自律神経系のα受容体を遮断し、血管を拡張させて血圧を下げる薬です。副作用として立ちくらみがあります。

◎利尿薬
 尿量を増やすことで循環血流量を減らし、またナトリウムの排出を促し、血管を拡張して血圧を下げる薬です。副作用として、脱水、電解質異常があります。

 高血圧の薬は、年齢、症状の程度、合併症など考慮し、適した薬剤を選択します。一種類または何種類か併用して使われます。数ヶ月間服用し、効果を判定します。

血圧が高いときだけ服用する、または血圧が下がったから服用しないといったことは、血圧を変動させ、血管を傷つけるおそれがあります。
高血圧の薬は継続して服用することが大切です。自己判断で調節することはやめましょう。

立ちくらみなどの自覚症状が続く、低血圧が続く(収縮期血圧が90〜100mmHg以下)ことがあれば、医師に相談することをおすすめします。

 薬物療法も大切ですが、血圧のコントロールには日頃から食べすぎ(特に塩辛いもの)、飲みすぎを避けるなど、生活習慣の改善も重要です。
           
               薬 剤 科

 高血圧と薬


<高血圧の診断基準>
収縮期血圧(上の血圧)140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上、両方またはどちらか一方でもある場合、高血圧と定義されます。
<降圧目標>
年齢、合併症などにより異なります。
 高齢者(65歳以上):140/90mmHg未満
 若年・中年者    :130/85mmHg未満
 糖尿病患者・腎障害患者:130/80mmHg未満

血圧が高い状態が続くと脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、狭心症などの合併症を引き起こす可能性があります。
今回は、血圧を下げる代表的な薬を紹介します。

◎アンジオテンシンU受容体拮抗薬(ARB)
  血管を収縮させ、血圧を上昇させる体内物質「アンジオテンシンU」の作用を抑え、血圧を下げる薬です。副作用としてめまい、動悸などがあります。最近よく使われている薬です。

◎アンジオテンシン変換酵素阻害薬
(ACE阻害薬)
「アンジオテンシンU」の産生を抑えて血圧を下げる薬です。副作用として空咳があります。

◎カルシウム拮抗薬
 血管を収縮させるカルシウムの血管細胞内への流入を抑制し、血管を拡げることで血圧を下げる薬です。副作用としては頻脈、顔のほてり、足のむくみ、歯肉のはれなどがあります。
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