ボツリヌス療法(ボトックス療法)腋窩多汗症

ボトックス

生きていくうえで、重要な役割を担っている汗。しかし、日常生活に支障をきたすような汗は困りものですね。わきの下に、体温調節に必要な量を超える量の汗が出て、日常生活に支障をきたす状態を「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。重度の腋窩多汗症は当院の形成外科で治療できます。 >>詳細 PDF(486KB)

ボツリヌス療法 治療方法

ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質を有効成分とする薬をワキの下に注射します。

効果の持続期間

汗を抑える効果は通常、治療後2~3日であらわれます。
1回注射すると効果が4~9カ月持続するので、年1~2回程度の治療で汗を抑えることができます。
多汗症治療

副作用

注射後、まれに次のような副作用を生じることがあります。多くは一時的なものですが、程度が強い場合など、気になるときには医師にご相談ください。
◎注射部位が赤くなった、腫れた、痛む ◎からだがだるい ◎ワキ以外の部位で汗が増えた

ボツリヌス療法のお問い合わせ

外来担当医:形成外科部長 堀口 雅敏(日本形成外科学会専門医)
ボツリヌス療法ご希望の方:外来1回目は診察のみ、外来2回目に注射を行います。
わき汗治療

佐々総合病院 形成外科
Tel.042-461-1535(代表)