
当院リハビリテーション科に入職希望の方へ
科長からのメッセージ

科長 三瓶 秀明
当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
セラピストという仕事は、単に身体の機能回復を促すだけでなく、患者さんの人生そのものに寄り添うことができる素晴らしい仕事です。「患者さんに寄り添うこと」「小さな変化も見逃さないこと」「チームの一員として助け合うこと」これらは、私たちがセラピストとして最も大切にしていることです。
当科では、充実した研修制度と、経験豊富な先輩セラピストによる丁寧な指導で、皆さんが自信をもって成長できる環境を整えています。失敗を恐れず、学び続ける姿勢を私たちは全力でサポートします。
スタッフ構成

■スタッフ人数
| スタッフ 計39名 |
理学療法士(PT) | 作業療法士(OT) | 言語聴覚士(ST) |
|---|---|---|---|
| 19名 | 13名 | 7名 |
2025年4月現在
■PT、OT、ST経験年数表

支援の内容と対象疾患
当科では、入院と外来のリハビリを中心に実施しています。基本的には、入院中から退院後の外来まで同じスタッフが担当します。また、地域包括ケアシステムの一助となるよう予防リハビリ(地域公開講座・出張医療講座)や訪問リハビリも実施しており、入院前から入院中、退院後まで一連の継続した支援を実施しております。

| 中枢神経疾患 | 脳梗塞、脳出血、脊髄疾患等が対象です。 身体障害、高次脳機能障害、摂食・嚥下障害、言語障害等に対して患者様の希望を聞きつつ様々な介入していきます。 |
|---|---|
| 整形外科疾患 | 上肢・下肢骨折、脊椎圧迫骨折、変形性関節症、靭帯損傷等が対象です。 主に関節可動域訓練、筋力訓練等を行い、生活の不便さを解消できるよう援助していきます。 |
| 呼吸器疾患 | 急性呼吸不全、慢性呼吸器疾患等が対象です。 呼吸リハビリおよび、生活上での動作方法等を確認、援助していきます。 |
| 廃用症候群 | 内科疾患、がん以外の外科疾患等により体力低下された方が対象です。 患者様に合わせて体力維持・向上を図っていきます。 |
| 循環器疾患 | 心不全、心筋梗塞等が対象です。 心臓リハビリとして、負荷量を調整しつつ、患者様に合った活動方法を援助していきます。 |
| がん疾患 | 消化器系がんが対象です。 術前から術後に備えてリハビリを行い、術後は早期に離床・歩行訓練を行います。 |
| 訪問リハビリ | 当院で入院リハビリをしていた方で、自宅退院されたかたで必要に応じて実施しております。 自宅の状況に合わせた生活方法や屋外移動手段の獲得等を図っています。 |
| 小児外来リハビリ | LD、ASD、ADHD等が対象です。 習熟状況に合わせて、適切な課題やご家族様の対応方法など援助を行います。 |
| 産後リハビリ | 産後の方が対象です。 妊娠中から産後にかけての身体の変化をとらえた育児動作の指導等と、個別のお悩み相談等を行っております。 |
■入院患者様の対象疾患割合

リハビリテーション科の施設基準
医療機関が保険診療報酬を算定するためには、厚生労働省が定める「施設基準」を満たす必要があります。これらの基準は、医療の質と安全を確保するために、医療機関の人員配置、設備、診療体制などに関する要件を定めています。当院リハビリテーション科が満たしている基準は以下となります。
- 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
- 運動器リハビリテーションⅠ
- 呼吸器リハビリテーションⅠ
- 廃用リハビリテーションⅠ
- 心大血管リハビリテーションⅠ
- がんリハビリテーション
- 指定訪問リハビリテーション事業所
- 小児外来リハビリ
- 産後リハビリ
- リハビリテーション・栄養・口腔連携体制
リハビリテーション科の特徴
■早期介入
当院でのリハビ提供のほとんどが、医師の協力もあり入院当日、手術後翌日からの開始となっております。そのため、リスク管理(画像・検査データ・バイタル管理)を行いつつ、離床を図る患者様も多く、知識を活かした介入・他部門連携を行うことができます。また、装具を利用した歩行訓練をしたり、セラピスト複数名で重症患者の離床に取り組むことも可能です。
■早期退院に向けて
車いす乗車し早期離床をしている場面
長下肢装具を使用した歩行練習場面■早期自宅復帰に向けて
当院の理学療法士の特徴
常に変化する医療業界と地域のニーズを捉え対応するため、私たち理学療法士も知識や技術のアップデートが常に必要と考えています。理学療法部門では質向上のために、内・外部の勉強会への参加、資格取得や研修・学会発表などに積極的に取り組んでいます。臨床現場でも客観的な評価に基づいた知識を利用して、患者様の生活・社会復帰へのサポートを心がけております。
■大腿骨頭骨切り術について

当院では希少疾患である特発性大腿骨頭壊死に対し、「大腿骨頭骨切り術」を施行しております。運動器疾患とは別に「股関節センター」に所属するスタッフが在籍しており、専門知識・技術を持って勉強会や指導を実施しております。
■TS-MYO(表面筋電図)・InBodyの導入
主観的な理学療法評価のみに頼らず、TS-MYO(表面筋電計)やInBody(体組成組成計)を用い客観的なりハビリ評価を行っております。これらは視覚的なフィードバックを用いた患者さんへの利用も可能であるため、変化を追いやすく、リハビリの効果の向上を図る事も可能です。また、離床場面での利用でだけでなく、データを用いた動作分析や治療のアドバイス、症例検討・研究等をおこなっております。
InBody(体組成組成計)
TS-MYO(表面筋電計)当院の作業療法士の特徴
脳卒中や上肢の骨折、認知症の方などへ入院直後から在宅生活に至るまでに、機能訓練や病院生活・自宅生活に向けた日常生活動作訓練を実施しております。また、退院後に自宅での生活にシームレスに移行できるよう訪問リハも行っています。
外来では、新規としての整形外来(腱板断裂、人工肩関節、手の外科等)や入院からの継続としての脳神経外科外来を行っております。
作業療法では自宅復帰・社会復帰してからもそれぞれの方が精神的に豊かな生活を送れるように、生きがいづくりや生活の楽しみづくりのお手伝いができるよう、日々努めています。患者様の『できない』『やりたくない』『したいと思わない』という状況を少しでも減らし、『何とかやってみたい』『がんばってみる』と思えるように、意味のある作業活動等を通して共にリハビリに取り組んでおります。
■スプリント作成(ルナキャスト使用場面)
整形外科患者さんや脳卒中患者さん等スプリント適応の方にはスプリント作成を実施しています。


■上肢整形疾患担当可能
高齢者の四大骨折である上腕骨近位端骨折や橈骨遠位端骨折の他、リバース型人工肩関節、腱板術後、手外科(手指骨折・腱損傷)の患者さんも担当できます。
腱板断裂術後リバース型人工肩関節

リバース型人工肩関節プロトコル例
| 術後経過 | 訓練内容 | リスク・注意点 |
|---|---|---|
| 1D~3W | 肩甲骨面上での可動域訓練(Passive)開始 Assistレベルでの三角筋収縮は入れてよい |
脱臼肢位の伸展・内転・内旋は避ける |
| 3W | 外転装具オフ→アームスリングへ変更 | |
| 3~5W | 肩甲骨面より前方での可動域訓練開始 三角筋収縮を徐々に上げていく |
上腕骨と肩甲骨の位置関係に注意 |
| 5W | アームスリングオフ | |
| 5W~3M | 全方位への稼働域訓練開始 (肩甲骨面より後方を含む) 徐々に稼働域拡大していく 三角筋の収縮強化していく 【目標可動域(PO3Mまで)】 屈曲90° 外転90° 外旋30° 内旋L5 |
PO2Mあたりまでは、GHの動きを引き出していけるようにする。 Scapular notchを起こさせない! |
| 3M | 積極的に伸展・結滞方向を拡大していく | |
| 6M | 目標可動域獲得を目標 【目標可動域】 屈曲120° 外転120° 外旋30° 内旋L1 |
上肢の整形外科疾患では、早期自宅退院が通常であり、急性期である当院だからこそ多く経験できます。自宅退院後は外来対応となり、担当は基本的に入院中担当していたセラピストが継続して担当します。
■認知症の患者さま等への介入

■電子機器を用いた介入の工夫

タブレット端末から患者さまに合った題材を選定し、モニター画面に投影している場面。
認知機能訓練、精神賦活等で活用。散歩風景を投影。

PCゲームを用いた半側空間無視や注意障害等へのアプローチ。3次元空間では情報処理が難しい患者さんへ活用。
野球ゲームを用いた半側空間無視への介入。
学校で学ぶ基礎知識を応用させ、患者さんやセラピストも楽しみながらできる治療的効果のあるプログラムを日ごろから検討しております。
当院の言語聴覚士の特徴
当院の言語聴覚士(ST)は、超急性期(発症日)〜生活期(外来リハビリ)まで、そして小児(外来のみ)〜高齢者まで幅広く、たくさんの方のリハビリに関わらせていただいています。
医師、看護師、栄養士をはじめ、多部門と多岐に渡って連携をとりながら、嚥下障害や構音障害、失語症をはじめとした高次脳機能障害のある方をサポートしています。
新人〜ベテランまで幅広く在籍しており、いろいろな病気や施設での経験があるスタッフもおり、相談しやすい環境です。また病床数に対するSTの数が比較的多いため、患者さん一人ひとりに向き合う時間を確保しやすいことも特徴の1つです。
リハビリテーション科内では、専門リハチーム(呼吸、脳血管、認知症、小児など)に参加し、日々研鑽しています。また院内では、NST·嚥下チーム、認知症回診参加といった活動を行うと共に、STの専門的視点からの提案や情報共有を積極的に行っています。
■嚥下機能評価

食事が摂取できるか否かによって、患者様やご家族の今後が変わってきます。当院は、ご入院時から積極的に嚥下機能評価を行い、早期から食べられるよう支援を行っております。
客観的な嚥下機能評価として、VF検査を実施し、医師、看護師、栄養士と相談しながら、より効果的なアプローチを行えるよう努めております。
■小児外来実施

主に「構音障害」「学習障害」「コミュニケーション障害」を対象としています。まずは評価を行い、その評価をDrと共有し、幼稚園や学校の様子、ご家族からのお話や訴えなどを加味して、そのお子様に適した手立てを考えサポートしていきます。
(上の写真は、漢字パズルを実施しているところです)
■標準検査例

■栄養・食事への取り組みと連携
当院では、早期から経口摂取の評価を行い、安全に食べやすい形態の食事を提供しています。STと栄養士がそれぞれの専門的な視点からアイデアを出し、食事摂取が進まない方へサポートを行っています。食欲や嗜好に合わせて、栄養のあるドリンクや温泉卵、アイスクリームなどを検討し、必要カロリーが摂れるように工夫しています。また、OTとも協働し、安全に摂取できる姿勢を考え、スプーンやお皿といった食具の選定をおこなっています。
急性期病院では、入院生活の1番の楽しみが食事という方も多いため、積極的に取り組んでいます。


新人教育の特色
リハビリテーション科では新人教育にを入れており、2025年度は24回のオリエンテーション・研修会を元に、その他、症例発表や勉強会を開催・実施しております。
新人に対し、指導者が1名専属で付き、その他チームからのフォローアップもある勉強することができきます。また、新人指導はCCSを採用しております。
■フォロー体制が整っています

クラスターでの新人教育の様子
クラスターでの症例検討会の様子■新人研修のスケジュール
・当院では新入職員の皆様が早く現場に慣れるために新人研修を積極的に行っています
・2025年度は計24項目の実技と講義を実施
・研修を通して同期とも先輩とも交流を深められます
失語症の患者さんとの関わりについて学ぶ(2025年度)
救急科講師の急変時対応研修(2024年度)| 4月 | 急性期病院におけるリハ職の役割を学ぶ |
|---|---|
| 急変時対応 ~症例別対応~ | |
| 患者に不快がない検査測定について学ぶ | |
| 筋の触診について学ぶ | |
| トランスファーについて学ぶ(全介助・片麻痺編) | |
| トランスファーについて学ぶ(脱臼管理・免荷編) | |
| 接遇・マナーと電話・メール対応について学ぶ | |
| 個人防護具の装着方法と汚物処理について学ぶ | |
| 5月 | 血液データについて学ぶ |
| 嚥下機能とポジショニングについて学ぶ | |
| 装具のチェックアウトと介助歩行について学ぶ | |
| 失語症の患者様との関わりについて学ぶ | |
| 当院における脳神経外科 | |
| 当院における整形外科 | |
| 当院における総合診療科・内科 | |
| 当院における消化器外科 | |
| 当院における循環器科 | |
| 6月 | リハビリテーション栄養について学ぶ |
| 介護保険について学ぶ | |
| 訪問リハビリテーションについて学ぶ | |
| 診療報酬とDPCについて学ぶ | |
| 人工股関節の脱臼肢位について学ぶ | |
| 松葉杖処方について学ぶ | |
| 急変時対応 BLS |
スキルアップをめざして
下記のように施設基準や各分野に対応した各専⾨リハビリチームや体制を編成し、資格取得者が在籍しております。
リハビリテーション科が対象とする領域をほぼ網羅されているため、難渋する症例なども適切なアドバイスが受けられます。また、資格取得を目指す方には資格取得者からアドバイスも受けられます。自分らしいキャリア形成のため、スキルアップを目指しましょう。
| 分野 | 専門リハビリチーム | 目指せる資格例 |
|---|---|---|
| 脳血管 | 脳血管リハビリチーム | 脳血管認定理学療法士 |
| 運動器 | 運動器リハビリチーム | 運動器認定理学療法士 |
| 循環器 | 心大血管リハビリチーム | 循環器認定理学療法士 / 心臓リハビリテーション指導士 / 心不全療養指導士 |
| 呼吸器 | 呼吸リハビリチーム | 3学会呼吸療法認定士 |
| 外科 | がんリハビリチーム | がんのリハビリテーション研修修了 |
| 内科 | NST 糖尿病リハビリチーム |
NST専門療法士 / 日本糖尿病療養指導士 |
| 小児科 | 小児リハビリチーム | |
| 産婦人科 | 産後リハビリチーム | |
| 老年期 | 認知症リハビリチーム | 認知症ケア専門士 |
| 急性期 | 急性期ケア専門士 | |
| 精神 | 心理学士 | |
| 退院支援 | 社会福祉士 / 介護支援専門員 | |
| 地域 | 訪問リハビリチーム | 地域ケア会議推進リーダー / 福祉住環境コーディネーター |
| 予防 | 介護予防推進リーダー | |
| 作業療法 | 認定作業療法士 |
■専門リハビリチーム
脳血管リハビリチーム

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳外科の術後等の患者様に対し、医師・看護師と連携を取りながら安全に早期離床を図り、退院後の生活を常に意識したリハビリを心掛けております。
対象となる代表的な疾患
・アテローム血栓性脳梗塞
・脳出血
・くも膜下出血
・急性・慢性硬膜下血腫
・脳腫瘍
運動器リハビリチーム

当院では脊椎脊髄疾患に対する「脊椎固定・椎弓形成術」、変形性股関節症に対する「人工股関節置換術」、大腿骨頭壊死症に対する「大腿骨頭回転骨切り術」をはじめ、幅広く整形疾患に対して手術を施行しております。運動器チームでは患者様それぞれのライフスタイルに合わせ、QOLの向上を目指したリハビリを行います。
対象となる代表的な疾患
・変形性関節症(股・膝)
・大腿骨頸部骨折・転子部骨折
・胸椎・腰椎圧迫骨折
・特発性大腿骨頭壊死症
・脊柱管狭窄症
心大血管リハビリチーム

心大血管リハビリチームでは運動耐容能の改善とQOL向上、早期退院を目指して介入しています。慢性進行性である高齢者心不全に対しては個別性を重視した包括的は退院支援に取り組み、再入院の軽減に努めています。
対象となる代表的な疾患
・急性・慢性心不全
・大動脈解離
・大動脈瘤
・心筋梗塞
呼吸リハビリチーム

呼吸リハビリチームでは、呼吸器疾患の患者様に対し呼吸に関わる筋力・柔軟性の向上、呼吸困難感の改善を目指しリハビリを行っております。呼吸困難感・体力面の改善、強化を目指すことでQOLの向上・再入院予防に努めます。
対象となる代表的な疾患
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・誤嚥性肺炎
・細菌性肺炎
がんリハビリチーム

がんリハビリチームでは周術期リハビリを中⼼に緩和ケアまでを幅広く⾏っています。周術期リハ合併症防止のため他職種と連携しながら積極的な早期離床を図っており、緩和ケアではQOL・QODの向上を目標に患者様の希望や趣味を⽣かしたリハビリを提供しております。
対象となる代表的な疾患
・周術期がん患者(消化器系)
・化学療法中がん患者
・終末期がん患者(緩和ケア)
糖尿病リハビリチーム

血糖管理を必要とする急性期患者に対し、年齢や血糖コントロール状況、投薬状況、食事量、合併症の有無などを総合的に考慮した上で運動療法を提供しております。また、運動療法のほかに、ADLや家事動作などで消費されるエネルギー量を維持・増加することも重要であるため生活動作指導も併せて行っております。
対象となる代表的な疾患
・血糖管理中の患者様
・糖尿病予備軍の患者様(予防リハビリ)
小児リハビリチーム

「じっとしていられない」、「体の使い方やバランスが悪い」、「言葉が遅い」、「読み書きが苦手」などの心配に対してまずは評価を行い、作業療法、言語療法を行います。そのお子様にあった手立て等を一緒に考え、お子様とご家族をサポートします。
対象となる代表的な疾患
・自閉スペクトラム症
・注意欠陥多動症
・極限性学習症
・構音障害
産後リハビリチーム

当院では、全国的にも珍しいリハビリ専⾨職による産後リハビリを提供しています。院内活動に加え地域のボランティア団体と協力した活動にも力をいれています。⼦育てで限られた時間の中でお母さんの身体も大切にしてほしいという気持ちをこめて、「お⺟さんが笑顔で元気でいましょう」とお伝えしています。
対象となる方
・出産後女性
認知症リハビリチーム

認知症の患者様に対して、他職種と一緒に院内ラウンドを実施しています。その際、入院中の過ごし方を確認し、対応方法やどのようにリハビリを進めていくかなどを相談し、患者様やご家族に活かしていくことを目標にしています。
対象となる代表的な疾患
・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・脳血管性認知症
訪問リハビリチーム

身体機能の評価に限らず、住宅環境や福祉用具、家族・近隣住民とのつながり、介護サービス、趣味などを包括的に評価した上でADLやQOLの向上を目的にリハビリを提供しております。また、当院訪問リハビリチームは入院患者の退院支援を目的とし、早期在宅復帰において重要な役割を担っております。
対象となる代表的な疾患
・亜急性期の整形外科疾患全般
・亜急性期の脳神経外科疾患全般
■リハビリテーション・栄養・口腔連携体制
2024年6月より、新たに開始されたリハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算を当院も2024年7月より1病棟で取り入れました。それに伴い、リハビリでは新たに該当病棟に2名の専従・専任を配置しました。病棟カンファレンスや朝回診を活かした多職種連携や、病棟全体を把握していることによる科内での担当者との連携を通じて、患者のADL維持・向上、早期退院へ貢献しています。また、その他にも専従・専任は病棟のADL維持・向上に向けて活動する時間が確保されています。2025年3月時点ではOTとSTが各1名ずつ配置されている為、それぞれの視点を活かした関わりを行っており、より良い活動ができるよう工夫している最中です。
病棟カンファレンスの様子
取り組み
■科内勉強会

クラスターや専門チーム等少数での勉強会・症例検討会も実施することでより参加しやすい環境になるよう工夫しております。
各種専門リハビリチーム、医師主催での勉強会開催、戸田中央医科グループ本部研修への参加を通じ知識・技術の研鑽に努めています。
内容
PT:「歩行勉強会①床反力とモーメント②立脚期など」
OT:「リハビリ拒否とはなにかなど」
ST:「認知症と食事について」
開催日時
時間:20~40分程度
回数:月平均1~3回
■学術研究
| 2022 |
当院における高齢心不全患者の骨格筋指数と在院日数の関係 | 第28回日本心臓リハビリテーション 学会学術集会 |
PT |
|---|---|---|---|
| 半側空間無視を呈した患者に対するゲームを用いたアプローチについて | 第18回東京都作業療法士学術大会 | OT | |
| 後期高齢2型糖尿病患者におけるインスリン抵抗性と下肢・体幹筋量の関係 | 第64回日本老年医学会学術集会 | PT | |
| 2023 | ゲームを用いた注意機能訓練が半側空間無視を呈する患者の立位保持に有効であった症例 | 第57回日本作業療法学会 | OT |
| 若年脳卒中患者に対する直接的なタイピング訓練が復職を支援した事例 | 第57回日本作業療法学会 | OT | |
| 胸髄不全損傷~早期から積極的な起立練習、歩行練習を実施した一例~ | 第42回関東甲信越ブロック 理学療法士学会 |
PT | |
| 2024 | 左小脳腫瘍摘出術後に体幹失調を呈した症例~自宅復帰に向けた身体機能と環境に対する介入~ | 第43回東京都理学療法士学術大会 | PT |
| 右延髄外側梗塞により、姿勢定位障害を呈し、立位姿勢改善に難渋した症例~感覚入力を用いた介入~ | 第43回東京都理学療法士学術大会 | PT | |
| 自主練習指導とCOPMを用いた作業療法により日常の麻痺側上肢使用頻度が促進された外来脳卒中患者の一例 | 第58回日本作業療法学会 | OT | |
| 急性期病院における高次脳機能障害患者への効果的な介入方法の検討~標準的介入システムの構築に向けて~ | 第74回日本病院学会 | ST |
2023年11月10日第57回日本作業療法学会
2023年10月14日第42回関東甲信越ブロック理学療法士学会
2024年11月9・10日第58回日本作業療法学会
2024年9月14・15日第43回東京都理学療法学術大会
2024年8月25日第74回日本病院学会






























